不動産売却のオープンハウスとは?メリットとデメリットも解説

土地や建物の売却を成功させるためのコツは、高く早く売ることです。
スムーズな成約を目指すためには、どのような販売活動をおこなうかを考える必要があります。
販売活動の一つが、オープンハウスを実施することです。
今回は不動産売却をお考えの方に向け、オープンハウスとはなにか、おこなうメリットやデメリットを解説します。
不動産の売却方法の一つであるオープンハウスとはどのようなもの?

まずは、不動産の売却方法の一つである、オープンハウスとはどのようなものなのかについて解説します。
オープンハウスとは?
オープンハウスとは、売りたい物件を開放し、たくさんの方に内覧してもらうことです。
基本的には予約が不要で、どなたでも自由に室内を見ることができます。
マンションの場合は、オープンルームと呼ばれることもあるでしょう。
また、オープンハウスとは不動産会社が主催者となる、販売方法です。
不動産会社のスタッフが常駐し、内覧者の対応や販促活動をおこないます。
目的とは?
不動産売却でオープンハウスをおこなう目的の一つが、物件の魅力を知ってもらうことです。
マイホームを探すとき、インターネットで目ぼしの物件を探したり、住宅情報誌を活用したりするのが一般的といえます。
インターネットや住宅情報誌は気軽に物件探しができる反面、情報が限られてしまうのがネックです。
写真が掲載されていたり、物件の持つ魅力的なポイントが書いてあったりしても、実際に現地を見ないとわからないことも多くあります。
しかし、オープンハウスをおこなって実物を見てもらえば、どのような家なのかをより知ってもらうことが可能です。
モデルハウスや住宅展示場との違いとは?
モデルハウスとは、ハウスメーカーや工務店が、実際に売り出す予定の物件をイメージして建てた家のことです。
内覧時は設置されている設備や外観のイメージ、内装などをモデルハウスで確認します。
モデルハウスが気に入れば、そのハウスメーカーや工務店で家を建てたり、完成済みの物件を購入したりします。
住宅展示場とは、モデルハウスが建っている場所のことです。
複数のハウスメーカーや工務店が建てた家を見ることができ、選択肢の幅が広がるのがメリットとなります。
不動産売却時にオープンハウスをおこなうメリット

続いて、不動産売却時にオープンハウスをおこなうメリットについて解説します。
メリット1:複数の方に同時に物件の存在や魅力を知ってもらえる
メリットとしてまず挙げられるのが、複数の方に同時に物件の存在や魅力を知ってもらえることです。
不動産売却では内覧をおこなうのが一般的ですが、その多くは内覧希望者の都合に合わせて実施します。
「〇月〇日は〇〇さま」「午後は〇〇さま」という風に、1組ずつ対応するのが一般的です。
そのため、そのときに申し込みに至らなければ、また一から販売活動をおこなうことになります。
その反面、オープンハウスをおこなえば、同時に複数の方に内覧してもらうことが可能です。
手間や時間をかけずに、多くの方に物件の魅力や存在を知ってもらえるのは、オープンハウスならではのメリットといえるでしょう。
メリット2:内覧者同士の競争心が生まれて早期の成約が見込める
内覧者同士の競争心が生まれ、早期の成約が見込めることもメリットの一つです。
先述のとおり、オープンハウスの実施によって同時に複数の内覧者が訪れます。
「内覧にくる=その物件に興味がある」ということなので「早く申し込まないと売れてしまうかも…」という気持ちになる方も多いです。
現場でほかの内覧者と競合することにより、購買意欲が促され成約率が高まります。
購入希望者が複数いることによって、無理な値下げ交渉に応じなくて済むことも、メリットの一つです。
メリット3:スケジュール調整が容易になる
メリットとして、スケジュール調整が容易になることも挙げられます。
先述のとおり、一般的な内覧の場合、内覧希望者のスケジュールに合わせなくてはなりません。
内覧のタイミングで鍵を開けたり、掃除をおこなったりしなければならず、スケジュール調整が難しくなります。
その反面、オープンハウスなら売主の都合の良い日に開催することが可能です。
より多くの内覧者を集めるために、週末に開催するケースが多い傾向にあります。
買主側のメリット
不動産売却でオープンハウスをおこなうと、買主側にも下記のようなメリットがあります。
●自分のペースで自由に室内を見ることができる
●不動産会社のスタッフに購入についての相談ができる
●引っ越し後の生活をイメージできる
買主側のメリットとしてまず挙げられるのが、自分のペースで自由に室内を見ることができる点です。
売主や不動産会社のスタッフが、内覧者について回ることはありません。
そのため、内覧者のペースで室内を見学することができます。
また、購入についての相談ができることも、メリットの一つです。
先述のとおり、家の開放中は不動産会社のスタッフが常駐しています。
物件に対する疑問や価格についての相談、引き渡しのタイミングなど、さまざまなことについて質問が可能です。
さらに、引っ越し後の生活をイメージできることも、大きなメリットでしょう。
実際に室内を見ることによって、家具の配置場所や購入予定のインテリアが合うかなどをチェックすることができます。
リアルな生活イメージを沸かせることができるのは、オープンハウスに足を運んだ方が得られるメリットです。
不動産売却時にオープンハウスをおこなうデメリット

最後に、不動産売却時にオープンハウスをおこなうデメリットや、注意点について解説します。
デメリット1:売りに出していることを近隣住民に知られてしまう
デメリットとしてまず挙げられるのが、売りに出していることを近隣住民に知られてしまうことです。
オープンハウスを実施するときは、あらかじめホームページやチラシなどで、告知するのが一般的です。
近隣住民へも周知することになるので「あの家が売りに出される!」ということを知られてしまいます。
また、当日は幟や看板を出したりすることになります。
多くの方に物件の魅力や存在を知ってもらえるのがメリットですが、知られたくない方に知られるリスクがあることがデメリットとなるでしょう。
デメリット2:対応に追われる
売却時に対応に追われやすいことも、デメリットの一つです。
売主が立ち会う場合、複数の内覧者の対応をおこなわなくてはなりません。
1組のみにじっくり向き合えず、対応がおろそかになってしまう恐れもあります。
買主との信頼関係を築くためにも、1組1組丁寧に対応する必要があります。
デメリット3:オプション料金がかかることもある
不動産会社によっては、不動産売却にオープンハウスをおこなうと、オプション料金になることがあります。
売却時にかかる費用が増えれば、その分手元に残るお金が少なくなってしまうので、赤字にならないよう注意が必要です。
まとめ
不動産の売却方法の一つであるオープンハウスとは、室内を開放して自由に内覧してもらうことで、多くの方に物件の魅力を知ってもらうことができます。
複数の方に同時に物件の存在や魅力を知ってもらえることや、内覧者同士の競争心が生まれて早期の成約が見込めることなどがメリットです。
オープンハウスにはデメリットも多くありますが、メリットもたくさんあるので、興味のある方はぜひ弊社へご相談ください。