宅配ボックス付き賃貸物件のメリットは?デメリットや種類も解説!

宅配ボックス付き賃貸物件のメリットは?デメリットや種類も解説!

賃貸物件に備え付けられていると重宝する設備のひとつに「宅配ボックス」があります。
しかし宅配ボックスにはメリットだけでなくデメリットもあるため、宅配ボックス付き賃貸物件を借りるときには自分に合っているかどうかを確認しておくことが大切です。
そこで今回は、宅配ボックス付き賃貸物件のメリットやデメリット、宅配ボックスの種類の違いについて解説します。

宅配ボックス付き賃貸物件のメリット

宅配ボックス付き賃貸物件のメリット

全国賃貸住宅新聞の「23年に入ってから部屋探しの顧客の希望が大幅に増えた設備ランキング」において、宅配ボックスは第3位に入りました。
まずは、宅配ボックス付き賃貸物件のメリットについて見ていきましょう。

メリット①不在時に荷物を受け取れる

宅配ボックス付き賃貸物件のメリットとして、自宅に誰もいなくても荷物を受け取れる点が挙げられます。
単身世帯の方だけでなく、共働きで日中に誰もいない世帯、小さな子どもの世話や家事で忙しく荷物を受け取りにくい世帯にとっても便利な設備です。
またインターネットで買い物をよくする方にとっても、受け渡しの時間を気にせずに注文できる点はメリットといえるでしょう。
荷物を受け取るために早く家に帰ったり、貴重な時間をつぶして宅配業者が来るのを待ったりする必要もありません。
宅配業者に再配達を依頼する手間も省けます。

メリット②宅配ボックスを後付けする必要がない

宅配ボックスを自分で設置する必要がない点は、宅配ボックス付き賃貸物件を借りるメリットです。
賃貸物件のなかには、宅配ボックスが設置されていないところが少なくありません。
そのような賃貸物件を借りると、自分で宅配ボックスを設置する費用が余計にかかります。
その点、宅配ボックス付き賃貸物件を借りれば設置費用を抑えられるので、初期費用の節約につながります。

メリット③防犯面で安心

宅配ボックス付き賃貸物件のメリットの3つ目は、防犯面でも安心できる点です。
宅配ボックスがあれば非対面で荷物を受け取れるので、わざわざ宅配業者と顔を合わせる必要はありません。
とくに小さな子どもがいる世帯や一人暮らしの女性にとって、安心して荷物を受け取れるところは何よりもの利点といえるでしょう。
また玄関先に荷物を置く「置き配」サービスを利用すると、荷物を盗まれてしまう可能性が否めません。
しかし宅配ボックスであれば指定の解錠コードを入力しないと荷物を取り出せない仕組みとなっているので、セキュリティ面でも安心です。

宅配ボックス付き賃貸物件のデメリット

宅配ボックス付き賃貸物件のデメリット

宅配ボックスは便利な設備である一方で、注意しなければならないポイントもあります。
宅配ボックス付き賃貸物件を借りたあとで後悔しないよう、事前にデメリット面を押さえておきましょう。
ここでは、宅配ボックス付き賃貸物件を借りるデメリットについて解説します。

デメリット①空きがないと荷物を受け取れない

宅配ボックスの容量は種類によって異なりますが、規定の数のボックスが埋まってしまうと空きが出るまで利用できません。
宅配ボックスは入居者の専用ではなく共同利用する設備であることを押さえておきましょう。
とくに宅配ボックスの利用が混み合うのは、インターネットショッピングのセール時やお中元・お歳暮の時期です。
また賃貸物件の住民のなかには、宅配ボックスを自分の個人ロッカーのように使用する方もいます。
宅配ボックスがあっても、荷物を受け取れない可能性がある点には注意する必要があります。

デメリット②管理費が高いことがある

宅配ボックス付き賃貸物件のデメリットとして、宅配ボックスのない賃貸物件と比較して管理費が高い可能性がある点が挙げられます。
宅配ボックスを常に稼働していると、賃貸物件全体の電気代が高くなります。
また、メンテナンス費用や修繕費なども大家さんが負担しなければなりません。
そのため、宅配ボックスの維持費をまかなうべく管理費を高めに設定していることがあるのです。
宅配ボックス付き賃貸物件を借りるときには、家賃だけでなく管理費にも目を向けることをおすすめします。

デメリット③盗難被害にあう可能性がある

宅配ボックスがあっても、荷物の盗難被害にあう可能性がある点に注意が必要です。
とくに宅配業者が暗証番号を入力して荷物を預ける仕組みとなっている宅配ボックスでは、不在票に暗証番号が書かれています。
そしてポストから不在票を抜き取られてしまった結果、荷物を盗まれてしまう被害も報告されているのです。
宅配ボックスがあるからといって安心できるわけではありません。
盗難被害を防ぎたいのなら、大事な荷物は対面で受け取るなどの工夫が求められるでしょう。

賃貸物件に設置されている宅配ボックスの種類の違い

賃貸物件に設置されている宅配ボックスの種類の違い

一口に宅配ボックス付き賃貸物件といっても、設置されている宅配ボックスの種類やサイズはさまざまです。
事前に宅配ボックスの種類別の特徴をつかんでおくと、より賃貸物件を選びやすくなるのでおすすめです。
ここでは、賃貸物件に設置されている宅配ボックスの種類の違いについて解説します。

宅配ボックスの種類①機械式

機械式は、暗証番号を宅配業者が設定して施錠する仕組みの宅配ボックスです。
暗証番号は毎回異なり、設定した宅配業者が不在票に書き込んで荷物の受取人に知らせます。
機械式の宅配ボックスはアナログであり、後述の電気式と比較するとセキュリティ面で劣る点は否めません。
たとえば不在票に書かれている暗証番号を知られてしまうと解錠できるので、盗難リスクには気を付ける必要があります。
また不在票に誤った暗証番号を書かれてしまうと、荷物を取り出せない事態に陥るかもしれません。

宅配ボックスの種類②電気式

電気式は、宅配業者が液晶パネルに部屋番号を入力して空いているボックスに荷物を入れると施錠される仕組みとなっている宅配ボックスです。
荷物を受け取るときには液晶パネルに入居者専用の暗証番号を入力したり、カードキーをかざしたりして解錠します。
宅配業者が荷物を届けたあとにポストに不在票を入れることはありますが、暗証番号は記載されていないので荷物を盗まれる心配はありません。
機械式の宅配ボックスと比べると、セキュリティ性能が高い点が特徴です。
ただし、電気式の宅配ボックスは機械式よりも導入コストや維持管理コストが高く付く傾向にあります。
したがって機械式の宅配ボックス付きの賃貸物件よりも、家賃や管理費が高くなるでしょう。

宅配ボックスのサイズ

宅配ボックスによって、収納できる荷物の大きさが異なります。
たとえば縦・横・奥行きのサイズが80cmほどのSサイズであれば、20kgほどの荷物が入る宅配120サイズ(縦46㎝・横28㎝・奥行き32㎝)の段ボールを受け取ることが可能です。
また宅配ボックスのなかには、複数のサイズのボックスが組み合わされたものも存在します。
自分が日常的に受け取る荷物のサイズがどの程度なのかを踏まえたうえで、適切な宅配ボックスを設定している賃貸物件を選びましょう。

まとめ

宅配ボックス付き賃貸物件のメリットとして「不在時でも荷物を受け取れる」「防犯面で安心できる」点が挙げられます。
しかし「共同利用のために荷物を受け取れない可能性がある」「管理費が高いことがある」ところはデメリットです。
また宅配ボックスの種類によって収納できる荷物のサイズは異なるので、使い勝手が良いかどうかを事前に検討することも大切です。